操機長インタビュー

採用情報

Interview

船の保守整備を万全に期して
どんな天候の日も
安全な運航を

Kenta Hasegawa

操機長 長谷川 健太

- 船のトラブルを未然に防ぐための保守整備

Q. 担当している業務を教えて下さい

主に船の保守整備を行う操機長をやっています。毎日の運航にあたっての整備も行いますし、大掛かりな定期点検なども行っています。整備にあたって、必要な資格はありませんが、船に関わる仕事ということで、海技免許は保持しています。

 

出社後まずは、発電機を動かしてメインエンジンを温めることから一日の仕事が始まります。出航した後は、大きなトラブルに備えて待機しながら、動かしていない機械を中心にメンテナンスを行ったり、錆びた部分のペンキを塗り直したりしています。常に船の状態をよい状態に保てるようにしています。

 

出発地の港に戻ってきた後は、エンジンをしっかり冷やしてから、明日の出航に備えて一日の仕事の終了です。

- 「日帰りで港に戻れる」が入社の決め手

Q. 入社のきっかけは?

実は、前職の先輩が、九商マリンエクスプレスへ先に転職していました。その先輩に誘ってもらったのがきっかけで、この会社に入社しました。

 

もともと水産高校出身でしたので、卒業後の就職も内航の貨物運搬に関わるタンカー船の仕事に就きました。前職で3年の経験をした後に、九商マリンエクスプレスに入社。既に6年たちました。

 

出身も地元なので、地元に根付いた生活もしたいと思っていました。

Q. 入社前に会社に描いていたイメージは?

水産高校時代の知り合いも、前職の先輩も働いていたたので、会社の名前は昔から知っていました。なかでも、会社選びの決め手となったのが、「フェリーが日帰りする」ということろでした。

 

前職では内航でしたが、数日、自宅に帰れないこともありました。これからのライフプランなどを考えた時に、好きな海の仕事をしながら、その日のうちに家に帰れるというところは大きな魅力になりました。

- 船の不調を回復できたときが一番のやりがい

Q.どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

整備の仕事を担当しているので、船の調子が悪い時に、気になる箇所を分解して、メンテナンスして、調子が復活した時は、やりがいを感じますね。

 

機械は思っているより気まぐれで、なんの予兆もなく悪くなることがあります。運行中はいつも気が抜けないので、無事に帰港できた時は、ホッとする瞬間です。特におおしけの日は、エンジン自体がすごく熱くなって警報がなることもあるので、一瞬も気が抜けません。

Q.職場の雰囲気はどうですか?

みんなの仲がとてもいいので、雰囲気はとてもいいと思います。自分と同じ世代の人が多いというのもあるかもしれません。

 

機関部の3人のメンバーとは、仕事に関わるコミュニケーションもしっかりとっていますが、仕事を離れるといつも雑談で盛り上がっています。最近は特に「都市伝説」の話題が多いですね。笑。

- 有給を利用して家族で温泉旅行に出かけることも

Q.残業や休日出勤はありますか?

日々の仕事は、拘束時間は長いですが、適度な小休憩が入るので、無理なく働けています。


機関部のメンバー3人でシフトを調整し、週に2日または3日の休みを取ることができます。出勤時間はかなり早めですが、最近は休みの日でも早起きできるほど、習慣になっています。この生活に不便を感じることはありません。

Q.仕事以外の時間は何をしていますか?

夫婦共働きでもあるので、休みの日は、家のことをいろいろやっています。

Q.社内の福利厚生制度を利用していますか?

妻が医療関係の仕事をしているため、休みが不規則になりがちです。なかなか時間をとってゆっくり会えないので、お互い有給などを使って休みをあわせて、よく夫婦旅行に出かけています。妻が温泉好きなので、九州や中国・四国など温泉に出かけています。

- スキルアップをサポートしてくれる職場

Q.この会社や仕事で実現したいことは?

技術のスキルアップを図るためにも、さらに上の資格を目指したいですね。会社も資格取得のためには、学校に行くのをサポートしてくれるなど、いろんな支援を用意してくれています。

Q.就職希望者へのメッセージを。

機関部の3人は、それぞれ別の船で働いてきた経験豊富なメンバーです。技術のスキルをあげたい人には最適な職場だと思っています。ぜひ、技術系の方に挑戦して欲しい職場です。

ある一日の仕事の流れ

4:00

起床

4:20

出社 発電機を動かす

5:30

出港

8:15

港着 積荷卸

10:00

休憩

13:00

車両積込 出航

15:50

港着 点検・整備・清掃

17:00

退社