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Hiromasa Araki
甲板長 荒木 大将
甲板長として、船の出航に向けた整備からはじまり、運航までを担当しています。
甲板長は、船の舵取りを担当して、実際の船の運航に関わります。もちろん、自動運転の場合もありますが、海上に船が多いときや天気が不安定な時は、あえて人の手による舵とりを優先しています。
海上の様子は、レーダーなどでも確認はできますが、できる限り自分たちの眼で確認して、安全を確保するようにしています。車の運転とは違って、船の舵は、簡単に切れるものではありませんし、すぐに停まるものでもありません。なので、先を十分に予測しながら運転をしていくことが欠かせません。
船の運航に関わる大きなトラブルがない限りは、残業や休日出勤もありません。シフト制で週休2日もしっかり取れます。
船は毎日、長崎・五島間を往復するので、一度出航すると拘束時間が長くなります。ただ、「往路」の舵取りを担当した場合は、「復路」は休憩が取れるなど業務内での休憩もしっかり取れるので、体力的な負担もありません。
趣味は、魚釣りです。シーズンの魚を釣るのが楽しみです。休日も、気づくと海の上にいることが多いですね。
今年の1月に第三子が誕生しました。時代的に、男性も育休を取る流れも出来ていたので、自分も初めて1ヶ月程の育休を取得させてもらいました。
夜泣きなどもあったので、主に子育てを担当してくれている妻の大変さも実感できました。普段なかなかゆっくり時間がとれないので、子どもたちの成長を見守ることができたのが、何よりも良い経験となりました。妻からも「助かった」という言葉をもらうことができました。
約1ヶ月間のお休みで、いろいろ職場のみんなにも調整をお願いすることがあったのですが、みんな快く育休を応援してくれました。
普段も月に1度は有給を取得して、家族といる時間を大切にしています。
水産高校に通っていたのですが、その時から船の仕事に興味をもち始めました。最初は、県外で船に関わる仕事をしていましたが、「地元へのUターン」を考えるタイミングで、九商マリンエクスプレスへの入社となりました。
もともと会社の名前も知っていましたし、長崎で海運業といえば、この会社というイメージがありました。就活をしていて、偶然、募集をしていたので、良いご縁をいただきました。
この仕事は荷役などの時に、お客様と接する機会も多いです。島に住んでいる方や、定期的に荷物を運ぶ方など常連さんも多く、顔見知りになることも多いです。そんなお客様が、笑顔で下船してくれる時は、「今日も一日、安全運転ができたな」と、自分もホッとしますし、やりがいを感じる時です。
いろんな世代の方がいますが、それがいい調和になっていて、トラブルなどもありません。
コロナ前は、みんなで飲みにいくなどの機会も多かったのですが、最近、それは少なくなりました。ただ、職場間のコミュニケーションはとても上手くいっていると思います。
入社7年目を迎えますが、まだまだ下積みだと思っています。実際に、職場内でも一番年下です。ただ、将来はリーダーになれるような存在を目指して、いろいろ学んでいきたいと思っています。
そのためにも、これからの若い世代が働きやすいような環境をつくっていきたいですね。育休を取得したことも、そうした環境づくりに貢献できればと思っています。
船の世界は、一旦、海に出ると長く戻れないことが多い職場が多いです。しかし、我が社の船は、日帰りで働ける環境です。ライフバランスをとりながら働きたいと考えている方には、とてもよい職場だと思います。
五島列島入港
ダイヤによっては各島をまわる
到着